アキレス腱の痛み。
アキレス腱はふくらはぎの筋肉が骨に付く際に硬く細くなったところです。
結構痛める人が多いです。
というのは、スマホの充電コードの端っこ・・・めちゃくちゃキレやすいじゃないですか?
ここがアキレス腱なんです。筋肉が骨につくために硬くなるところ。
要するに組織の形や硬さが変わるところの際はモロイんです。
で、安樂堂鍼灸院ではどうしていくかです。
①ふくらはぎの筋肉の疲労をとる
筋肉の硬さがあると、ストレスが増えますので、柔らかさを出していきます。
鍼やお灸、ストレッチなどをしていきます。
②動きを良くする。
ふくらはぎ、アキレス腱の硬さがあると何が起こるか?
足首の動きが硬くなるんです。
つま先と、スネの骨の距離を近づけにくくなります(足首の背屈制限)
この足首の動きを良くしていきます。
その際に、問題になるのはアキレス腱だけではないです。
足裏の筋肉(足底筋膜)や、さらには足趾の指の筋肉も緩めていきます。
実は、これらの筋肉は、、、アキレス腱が付いている「踵」についています。
アキレス腱の痛みをとるためには、適度な柔軟性が必要ですが、
痛みが出ている=硬くなっている=動きがない
その動きの制限をかけている要因に、足裏や指の筋肉も関与します。
というわけで、
アキレス腱が痛いから、アキレス腱「だけ」とケアするのではなく、
連動して動くところも気にして治療をしていきます。
このアキレス腱の痛みを放っておくと・・・
足首の動きが小さくなる=足首の中を通る筋肉も動かなくなります。
後脛骨筋・長母趾屈筋・長趾屈筋という・・・
指や足首の安定性に大きく関与する筋肉が使われなくなってきます。
早く痛みをとり、動きの制限が出ないようにしたいものです。