鍼+カッピング により 瘀血(オケツ)という流れの悪い血液を吸い出す治療法です。
ほとんどの生物は酸素を必要としています。
酸素が各組織を動かすためのエネルギー源となるためです。
逆に、酸素がなくなると、
エネルギーが作り出せなくなるために組織が死んでしまします。
酸素は全身の組織を巡ります。
血液中で酸素が運搬役の赤血球と結びつくと、赤色になります。
(ちなみに哺乳類以外の生き物の血液の色が違うのは、
赤血球以外のものと酸素が結びつき色が変わっているからです)
酸素が結びついていない赤血球は・・・少しドス黒い色をしています。
組織を動かす栄養を作れない血液=役割を終えた血液=瘀血 です。
その瘀血を積極的に吸い出していこう、というのが刺絡という治療法です。