全て、、、ではありませんが基本的には可能です。
ですが、命に関わるとっっっっっっってもデリケートな問題になりますので
こちらとしても慎重に問診を行い施術可能かどうか判断をしていきます。
<何を気にするか>
妊娠週の確認
早産・流産の経験、子宮系疾患の有無
心拍数・血圧・遺伝性疾患の有無・薬物依存・飲酒・タバコ・感染症などなど。
その上で、現在の悩み等に対して、適切な施術を行なっていきます。
<施術・姿勢>
鍼やお灸、手技療法などを行います。
基本的には、妊婦さんに無理のない姿勢で施術します。恐らく横向きが多いですが、場合によっては、仰向けや座った状態での施術になります。
子宮の中には大切な胎児が収まっています。
うつ伏せになると、子宮に圧がかかるので、13週以降はうつ伏せにはなりません、
<鍼ってできるの?>
状況にもよりますが、可能です。
妊娠中は、ホルモンが変化しています。
そのため、注意事項としては
①血液凝固しやすい=内出血しやすい
→胎児の命の危機になることを本能的に抑えるため、出血を抑える能力が上がっている。内出血がやや起こりやすい。また、血栓も少しできやすくなります。
ので、内腿や下腿などの柔らかい組織をを触る時は、ソフトな施術を心がけます。
②貧血が起こりやすい
→胎児の栄養のために総血液量は増えているが、酸素を運ぶ赤血球があまり増えていないため、貧血になりやすい
などがあります。
また、子宮に刺激が入るツボというものがありまして、そのツボにはあまり刺激を入れないようにしていきます。
NGのツボ・部位)腹部の周り、三陰交、至陰、合谷、太渓、肩井、崑崙、太衝 など
<どんな効果があるの?>
痛みの治療とは別に、定期的なメンテナンスを行うことで
・分娩時間の減少
・鎮痛剤・促通剤などの使用量低下
・新生児の健康度が上がる
・活動復帰までの時間の短縮
(+便秘、むくみの改善)
などが起こります。
ケアをすることで、出産における体力・コンディションの向上が起こります。